True Love

「澄ママ、あのお花、一輪頂戴。」





あのお花は、澄が好きだった花。





「もう、時期は終わってるんだけど、はい。」





「………ありがとう。」





お金を渡そうとしたら





「いらないわ。その代わり、ここに来るのは、年に1度だけって約束して?ね?」





もう、過去を追わないで





私には、澄ママがそう言ってるように聞こえた。





だから





「うん。」





力強く、頷いた。