おばぁ『まぁ座りんしゃいな。』

おばぁ『いい?茜。』

私はコクンとうなずいた。

おばぁ『茜は昔、引っ越す前かな
よくうちに遊びに来てくれた。
そして一人男の子の友達も一緒にね。』

茜『えっ?』

おばぁ『そしてわたしは
赤ずきんを読んでやったよ。2人とも楽しそうに聞いてくれてねぇ。』

そして私は夢を思い出した。

『ガオー。オオカミだぞぉ』
『じゃあ、私赤ずきん!』
『あらあら二人とも可愛いねぇ』

あれはオオカミさんだったんだ…