でもなんでわざわざ近江の家を・・・



斗「愛美はそこにいるのか?」

佑「ああ。」

いきなり顔つきが変わった。
兄弟とは思えないな・・・・・・・。
なんでみんなはこんなにも強いんだろう。








その後みんなが近江の家付近に集合した。
すごい数だ。


今から・・・・・・
たくさんの奴が怪我をする。
怪我ではすまないかもしれない。
最悪な場合は・・・・
死ぬかもしれない。


なのになんで!
なんで・・・・・・


こいつらは


彰「よし、ありがとな斗真
  助かったよ。(ニコ)」

玲「おーい、みんな気ー引き締めて
  行けよ~。」

竜「お前もな。」

<アハハハハ!!!!!!>

佑「そろそろかな?」

航「ひっさしぶりの抗争じゃん!!
  楽しみ~!!」


こんなに笑顔で楽しそうなんだよ・・・。
理解できねぇ・・・。

彰「斗真・・・?
  顔色悪いな。
  帰ってもいいぞ。」

斗「え・・・?」

彰「悪いな。
  テンション高すぎて
  ついてけないだろ?」

斗「・・・なんでお前らはそんな
  普通なんだよ・・・・
  怖くないのか?」

彰「・・・・んー・・・。
  怖くないわけでもないよ。」

斗「は!?」

彰「え!?
  当たり前だろ!
  誰だって死ぬのは怖いからな。
  でもな、愛美がいないほうが
  俺らにとっては怖いんだ。

  どんなときもそばにいて支えてくれて
  笑顔にさせてくれる。
  そのあたたかさに救われてここに
  いるんだよ、みんな。
  それがなくなったら俺らはどうなる
  かわかんない。
  それほど愛美が大切なんだ、そばに
  いてほしい。」

斗「・・・っ。」

彰「安心しろ、別に取ろうとは
  誰も思ってねぇよ。
  大切だからこそ守りたい。
  助けられた分助けかえすだけだ。」