華「あなたを呼んだのはね。
  あなたに聞きたいことがあった
  からよ。」

斗『はあ・・・。』

またか・・・
レイアさんの次は華恋さん・・・。
それほど愛美は愛されてんだな。


人を魅了する天才だな・・・。



華「あなたは・・・・・・


  愛美の過去をご存じ?」

斗『はい。』

華「それについてはどう思う?」

斗『そうですね・・・・。

  ずっと前に、愛美に家族と仲が
  悪いのかって聞いたことが
  ありました。
  その頃はかわいそうだな
  って思いました。』



渚「ぁ!ちょ!!ダメだよ!!」

↑斗真には聞こえてません


斗『でも、愛美の周りには
  常に誰かがいて、
  あたたかいところで、
  俺の居場所と違っていて
  かわいそうって思ったことが
  恥ずかしく思いました。
  人には聞かれたくない過去や、
  闇があって、誰よりも深い傷を
  持っているはずの愛美が
  誰よりも強くて・・・・・・
  きっと過去があったから
  今の愛美がいるんだって
  思えます。
  それから皆さんの
  支えがあったから・・・・。



  俺は、そのおかげで
  出会えたし、苦しんでたことに
  こう言っていいのかわかりませんが
  俺はうれしく思います。』

華「はっきり言うわね。

  俺様タイプか・・・・・・


  愛美に嫌われないようにね。」

斗『は、はい・・・。』

華「フフ・・・・
  でも、自分の意志を愛美を
  愛する私たちの前で言うなんて
  すごいわね!」

斗『愛するって・・・・。』

華「気に入りました!
  はじめ、かわいそうとか言い出すから
  殴り飛ばして病院送りに
  しようと思ったけどね・・・・・。」