海莉亜が何かを叫びながら人ごみに
きえていく。

隗「おい!海莉亜!!
  一人で行くと危ないぞ!

  海莉亜ー!」


その後を追って兄さんも行く。


隼「愛美。」

愛『え?』

驚いた・・・
まさか隼人兄さんが話しかけて
くるなんて・・・

そういえば前も夜遅くに私を
探してくれてたっけ・・・






私のことをおもってくれる人が
この家にいたなんてね・・・・。


隼「愛美聞いてる?」

愛『え?
  あっ、
  聞いてる!
  で、なんだっけ?』

隼「クス

  聞いてなかったんだね。」

愛『う・・・・・。』

隼「あのさ」
「ワハハハハハーーー!!
  そうなんですか!!!」

隼「・・・・・・」

愛『場所変える?』

隼「そうだね。」



今気づいた・・・
隼人兄さんは私に優しく微笑んで
くれる。