闇を愛した猫




「ふぅー俺ちびるかと思ったわー」



いや


やめてくれよ?



汚いから…




「なぁーなぁー」



ちょっと心の中で赤髪を貶していると




赤髪が話しかけてきた



『…何』




「俺、天璋 将生(テンショウ マサキ)やよろしくな
将生って呼んでくれ」



そう言って赤髪…将生は勝手に自己紹介をしてきた