闇を愛した猫


『真白雪月…』








「え…ゆづきさん…それだけですか?」





え?他になんかあるのか…?




コクンと私が頷けば





「あ、そうですか…では雪月さんはあそこの席です」





おー


窓際の一番後ろか




いいな





むっくんに言われた席につくと






「では、SHRを終わります。あ、後みなさん」




ん?何だろ…




クラスのみんなが頭に(?)を浮かべている





「雪月さんに手ぇー出したら…消すから」