闇を愛した猫


『…あっくんまだ何か言ってたけど』



「いいんですよ。あんなのほうっておけば」




むっくんってあっくんに対してSだよなー




昔から変わんないや



「ゆづきさん」



懐かしいことを思い出していると



むっくんに突然声をかけられた





『何?』


お違い歩く足が止まった



むっくんが口を開きずらそうにしているってことは…





あぁ



これは




あれかな






「どうして…」





うん






「どうして急に居なくなったんですか…?」




やっぱりね



むっくんなら聞くと思った