闇を愛した猫


金髪男の後ろをついて歩いていると





「ねぇ…」






『…何』





急に話しかけないで欲しい

ビックリした







「君、名前はー?」




え?





『教える必要ある…?』






「んー僕がただ知りたいだけ」





知りたいだけって…



何だコイツ




『人に聞く前に自分が名乗ったらどうなんだ』





まぁー本当は知ってるけど…