のんびり歩いて帰っていると、花屋を見つけた。彼女が喜ぶかなと思い、少しだけ買った。
花屋を出たとき、俺の携帯が存在を主張した。

「もしもし?太陽?」

「はやく戻ってこい!!きーちゃんが...きーちゃんが...」

「嘘だろ…」

泣き叫ぶように言う、太陽が事の重大さを教えてくれた。