「え…待ってよ…僕まだ話したい…」 いやいやいや、わたしは話したくありませんけど! こんな時に葵という女神様がいればいいのにって思うけど、残念ながら今日は休日。 「わ、わたし、あああの、そのっ!!」 「…僕が近くにいない方が…話しやすい…?」 差出人にそう言われて、わたしは慌ててコクコクと頷いた。