「歩…話して。」 「…うん…。」 真奈美に全部話した。 最近ケンカが増えたこと。 ケンカするたびに、叩かれること。 昨日は、あたしが男の子としゃべった事に嫉妬して、ケンカしたこと。 昨日は叩くだけじゃなくて、蹴られたこと。 強く叩かれたため、頬が腫れちゃったこと……。 「……歩……」 真奈美は悲しい顔だ。 「なぁに?」 あたしは笑顔。 授業の予鈴が鳴るが、真奈美は動こうとしなかった。