結局、眠れないまま“明日”がきてしまった。 化粧をして 髪を巻いて 精一杯のオシャレをして 達也の家へ向かう。 胸はずっとドキドキしたまま… それは昔の甘い高鳴りじゃなくて、不安の鼓動。 恐怖も混じってたのかもしれない……。 小さな洋風のアパートが、今日はやけに大きく感じ…… その圧迫感が、あたしの傷の痛みを甦らせる。