「別れたほうがいいよ……。」 肩から両手を降ろし、辛そうな顔で呟いた。 そして、また黄色の熊を引き寄せた。 そんな事…一瞬も考えた事なかった。 あたしの話しを聞くと、第三者はそう思うの? 認めたくないけど 真奈美のその言葉が、あたしと達也が普通のカップルじゃない、という事を、あたしに実感させた。 あたしは、真奈美の胸元からこっちを見つめる、口元だけ不自然に笑った熊から 目がそらせなかった。