「離してよ」
上がるためにバタバタと暴れだす私
「ちょっ…千尋 暴れるなって!!」
「そうだよ千尋ちゃん
ここのプール結構深いよ?210cmあるって」
「なんでそんな半端な深さなのよ」
「おい どこにキレてんだよ…笑」
突っ込みながらもしっかりと私を抱えている
「なぁ 千尋 泳ごうよ?
楽しいじゃん水の中 …な…?」
そんな潤んだ瞳で見ないでよ
断れなくなるじゃない
「…っ…
しょうがないなぁ…怒られたら優夜と水島君のせいにするからね」
「いいよ」
「うん
それと 水島君じゃなくて俺も優夜みたいに名前で呼んでほしいな」
「それとこれとは話が別でしょ!!」


