「…別に 知らねぇよ」 私はスカートを巻くって水に浸けていた足をばたつかせて二人に水をかけた 「ちょっ…」 あーあ…可愛くないなぁ 優夜の前だけならまだしも 水島君の前で 「千尋は照れ屋さんだからな〜?」 また顔の水を払って笑いながら言った優夜と可愛くない返事をする私 「は?」 「へーそうなんだ笑? 千尋ちゃんて照れ屋なんだ」 「意味分からんな」 そう言ってもう一回水をかけようとしたんだけど… 今度はにやっと笑った優夜に足を掴まれて動かすことができなかった …こいつ…なんか企んでる