嫌いだけど…しゃーなし






ザッパーン!!



パンツと制服のズボン以外全部脱いだ優夜は
大きな波をたててプールに飛び込んだ




「…ぷはっ!!
ぅわっ きもちー!!」





大きな手で顔の水を払う



「千尋も来いよ 涼しいぞ?」

「……行かないわよ」





「なあ蒼斗 センセーは?
俺 水着じゃねぇし…大丈夫か?」


「今更だな笑
まあでも大丈夫だろ 今日部活の日じゃねえし
遊びたいから遊んでるだけだから」




水の中で話す二人

水泳部の特権 と笑いながら話す水島君はこっちに寄ってきた




「てかさぁ 優夜って緑川さんと仲良かったんだね?知らんかった」


「あぁ…マジ?
俺と千尋 小学校前からの幼馴染みだよ」


「へ〜?
なのに教室で知らないような態度取ってるのはなんで?」


「……なんで?千尋」






…二人して私の方をじっと見ないでよ