桜の降る日に


くるみは担がれたまま俺の背中をポカポカ叩く。

「おーろーしーて!!大和ー!」


『痛い。うるさい。』


なんで女の声ってこんなに頭に響くのだろうか。



階段を上がって誰も使ってない部屋に投げてやった。
もちろん床に落とすのは可哀想だから
ベッドの上。


「ちょっと、急に落とさないでよ!」


降ろしてって行ったのくるみだし。


『うるさい』


「大和が悪いの!」


『うるさい』


「も…」


『うるさい』


「さっきからうるさいしか言ってないよ!??」


『うるさい』


10秒くらい沈黙が続き
破ったのはもちろんくるみ。