高校に上がり、とうとう私にも彼氏ができた。
矢部竜斗(やべりゅうと)。同じクラスに、なってから。隣の席になって、運命を感じていた。
その日中に告白される。
『俺と付き合ってください。もし、修君という人が好きだったんなら、彼のことを無理に忘れなくてもいい。思い出したのなら無理に涙を堪えなくてもいいから。』
修と似てる笑顔。修と似てる言い方。
私は、竜斗と付き合うことになった。
きっと、修が生きてきた意味は、生まれ変わって新しい人とめぐり会うこと。
そう私は思った。
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