爽やかな風が吹く朝。

私は目が覚めた。


昨日、真奈が瀬川くんの事が好きと言う事
が分かった。


それを、私は、心の底から応援する事が出来無かった。


普通だったら出来るのにな…。


私も瀬川くんの事す…


無い無い。(たぶん)



もし、私も好きだったとしても真奈の方
が可愛いし、私は、諦めるだろう。




ブーブー

スマホが鳴った。
メールだ。


『向日葵へ
  今日学校行けなくなったー。
   ごめん(泣)』


えっ  真奈休みなんだ。
うーー最悪。  泣きたい...


真奈と一緒に学校行きたかったのになー。



真奈が居なかったら誰と学校行けば良いんだよ。









ガチャンとドアを開けて家を出た。



「あっ」


   
アレ?
今声した様な...

後ろを振り向くと



瀬川くんが居た。


今、1番会いたくない人にあったなー。



「お、おはよう!」



とりあえず挨拶する。

そのまま無視すると悪いからね。