多分、自己紹介プリントを書いているのだろう。
すると、黒澤と目があった。
彼はニコっと微笑み、またプリントを書き始めた。
彼は愛想がない僕にも優しく接してくれる。
小さい頃から一緒なため、僕からしてみれば兄って感じだ。
ちなみに彼は僕の執事である。
いつも何かしらお世話になっている。
すると、スカートのポケットに入れていた携帯電話が震えた。
どうやらメールがきていたようで、開いてみると黒澤からだった。
─────────────
HRが終わりましたら、
教室まで迎えにあがります。
─────────────
僕はメールに返事をした後、出席確認をしていた中里先生に名前を呼ばれ、軽く返事をした。

