23時59分の聖夜





私はそれだけ言って公園の出口に向かった。




やばいやばい、もう弟も帰ってきてるだろうし…!




そして、出口に差し掛かったときだった。







「待って!…俺、七瀬 千晴!…君は?」






後ろから夜中には迷惑になるような大きな声が飛んできた。




びっくりして振り返り、とりあえず私も彼に聞こえる最低限の声で応えた。