23時59分の聖夜






「……の?…あの、大丈夫…かな」





声をかけられて我にかえり、「だ、大丈夫」と彼から目線を外した。




み、見過ぎて変に思われなかったか?今の。



そう不安になるくらいガン見していた自覚はあった。





目をどこに向けていいかわからず、とりあえずケータイを見つめると………






「うわっ、もう59分!」




「え!?あの、大丈夫なの?」




「いや帰ります!すみません長々と…」




「いや謝るのこっちだから!ほんと、話聞いてくれてありがとう。


てか送るから!家どっち?」





「いえ、もう近いんで!あなたも気をつけて!」