あたしの気持ちを読んでいるみたいな言葉。 いつの間に? あたし、涙目になってる…。 もう言えたから後悔はしない。 でも…… 「…行かないで。」 離れたくない…。 せっかく誤解も解けたのに、離れるなんて嫌だよ…。 「よし。…行くぞっ!」 「へっ!?」 声掛けと共に、あたしの腕を引っ張っていく。 指、綺麗なくせに…意外と大きな手。 誰よりも……安心する。 あたしはこの手を、 …離したくないと思った。