え…?
『嘘…』
『本当だよ』
『だって友利亜今までそんなこと一度も…』
『家にビデオがあってね。あたしもそれ見て思い出したのよ』
これってちょっと凄くない?
そう言った友利亜の声は、やっぱり楽しそうでウキウキワクワクしていた。
あたしの胸も、ドキドキ…。
『叶えなくていいの?その夢』
今度はちょっぴり挑戦的に。
あたしの胸をどんどん逸らす。
…今ならまだ、間に合うかもよ?
頭の中から、そんな声が聞こえた……。
こんなことってあるのかな。
きっとただの偶然なんだよね。
小さい頃になんとなく言った…。
だけどさ、それってやっぱり凄いことだよ。
幼稚園生のトキに抱いた夢を…叶えられる人って何人いるんだろう?きっと少ないと思う。
あたしだってまだ、叶えられるかわからない。
だけど………叶えたいっ!
『友利亜、後でまた掛けるね!!』
そういって電話を切り、ベットから立ち上がる。
まだ間に合う?
まだ居るかな?
緊張恐さ半分…以上、混じりながら。
あたしは部屋のドアノブに手をかけた。

