『…しょうがない。泣き虫な栞ちゃんにもういっこ、とっておきなコトを教えてあげましょう♪』 目に溜まる涙を手で何回も拭き取る。 楽しそうにウキウキしながら言う友利亜。 …なんだろう? 『栞、あんたの年長の時の将来の夢…覚えてる?』 年長のトキの夢…? 『ううん。何?』 優しい優しい声だった。 『“凌兄のお嫁さんになることです。”』