★MyHomeの秘密★♪





2人から視線を外すように、梓くんの方の斜めに体をやって俯いて、ただ真っ白で呆然としていた。

あたしの頬には、勝手に何筋も涙が伝ってく。


そんなあたしを気遣って、梓くんは、軽く頭を撫でてくれて、「あっち行こうか?」と言ってくれたから、あたしは頭を小さく下に動かした。


頷いたのに動かないあたしの、腕をそっと引いて…歩き出す。

「勇紀…呼ぶ?」

その問い掛けには、首を横に振った。

こんな泣き顔を見られたくなかった。訳を追求され、勇紀はあたしの味方をしてくれそうだから…言えないと思った。

兄弟仲を壊すことはしたくない。



「何してんだよ」


後ろから、低い声が聞こえた。
その声を聞いた瞬間、心臓がまた痛くなった。


「凌兄…」

今は会いたくなかった…。


振り向いたあたしを見た瞬間、眉をひそめて怖い顔をした。

それから、梓くんの方へ近付いて詰め寄った。



「お前何したんだよ?」


今まで聞いたことない位、低い声で…体が思わず強張った。