「ホント仲良しだね」
「え?どこがー!?」
「俺も姉がいるけど、そんなに仲良くないよ」
普通はそういうもんなのかな?
今の状態に慣れたあたしにはわからない。
「じゃあ…今度ウチに遊びに来てよ!今日のお礼っ☆」
ニコニコ笑いを向けたら何故か、ぶはって笑われてからありがとうって言われた。
なんで笑われた!?
そう思いながら、穏やかな笑みを浮かべる梓くんを見て…ふいに思った。
「なんか、梓くんて……凌兄と冬兎を足して2で割った感じがする」
「え?」
突然そんなことを言い出したあたしに、キョトンとした顔をする。
「凌兄の意地悪さが抜けて、そこに冬兎がプラスされた感じ!」
だからなんか安心感あるんだあ!って一人納得した。
一人で勝手にそう思ってたら、梓くんはどうしていいんだか困ってるのか、苦笑いしてる。

