まだ恥ずかしさが抜けないながら、
「ありがとうっ!」
感謝の気持ちを込めて笑顔をする。
これで行ける…と思うとホッと、安心した。
「誰かと待ち合わせでもしてるの?」
「な、なんでわかるのっ!?」
「いや、さっきすごい必死だったから…」
あたしの不思議そうな声の勢いに、ちょっとたじろいだ梓くん。
「……うん」
頷いた瞬間、心臓がトクンってなった。
公園に早く行きたいと、気持ちがどんどん逸る。
「凌さん?」
びっくりして顔をあげると、ちょっと意地悪げに微笑む梓くんの顔があった。
その瞬間、あたしの顔は発熱して赤くなった。
頬を押さえて、無駄な抵抗ながら隠してみる。
「勇紀が梓くんにあたしの気持ち言ったんでしょ??(//△//)あいつはもー!(->_<-)」
兄弟以外の人に言われると、なんか照れ臭い。
ぶつぶつ文句をいうと、梓くんはあたしを見てくすくす笑う。

