★MyHomeの秘密★♪




当然、梓くんは驚いていた。
しかも顔が引き攣り気味。

だけど梓くんは優しいから、"若干"の引きだけで押さえてくれて、引き攣りながらも笑顔まで見せてくれた。



「…どうしたの?」


半泣き状態のあたしに困ったのか、エナメルバックを肩から外して屈む。



「あ…あのね!!そのね!!とにかく急いでて!!行かないといけなくて!!駄目なの!!だから!!とにかくね!!あのねっ!!」


テンパりすぎて似たような言葉を繰り返すあたしを、ちょっと待ってと言って止め、

「落ち着いて?深呼吸してみて」


神様の言われた通りに、深呼吸をスーハーしたら、もっとゆっくりと言われ、

もう一回、スゥーハァーと深呼吸をして…そしたらさっきより冷静さを取り戻した。



「落ち着いた?」


「…うん」


そういうと素敵なスマイルで笑ってくれて、思わずドキッとした。