だって……
行けなかったらどうしよう!?
凌兄の話しっていうのがなんだかまだわかんないけど、でも!!
とりあえず行かないと駄目な気がする!!
ちゃんと話しを聞きたいし!!
行かなかったらあたしは一生…凌兄にこの想いを伝えられない気がする………
そんな気がする……
ぎゅっと、制服の裾を握る。
絶対行かないと…。
そう思ったんだ。
だけど、思っただけで、道はわからず。突然閃くはずもなく。
……結局、またぐるぐる。
本当にどうしよう……。
じわりと、涙が滲んでくる。
最近のあたしは本当に涙腺が弱い。
でも、全部凌兄関係で…なんだ。
あぁぁぁぁぁあー……
『栞ちゃん…?』
聞き覚えのある声が突然聞こえた。
振り返ってみると、その人物は神様にも見えた。
「あずさぐ〜ん!!」
あたしは猛烈な勢いで駆け寄った。

