とりあえずメールを、間違って消すなんてことのないようにしっかり[保護]した。
それからパタンと、ケータイを閉じてメールの文を頭の中で思い出す。
そういえば…
勇紀から少し聞いたって……
もしかして、凌兄になんか言ったのかな?
余計なこと言ってないでしょーね…
そう思いながら、ちょっぴり感謝。
里夏とは付き合ってねぇから――
その言葉を、信じていいですか?
いまさら思うけど、
勇紀が言ってたあたしは猛烈突進っだって…ひどくない?
あたしは猪かっつーの!!
ねぇ、あたし…
猛烈突進?してみてもいいかな。
話を聞いてから…里夏さんとね、自分を天秤に掛けてたんだ。
それで…凌兄との小さい頃からの特別な想い出が多い、里夏さんの方が自分より気持ちが重い気がしてたの。

