時計を見る…そういえばもう夕飯の時間だ。
目を冷やしているタオルを、片目だけ外してみる。
「うわっ。やべ〜な。元がやばいから更にやばくなってんじゃねぇか!」
本気で言ってる勇紀の頭を叩く。
「うっさいよっ!」
大きい鏡で自分の顔を確認したいけど、ここは2人の部屋なので仕方なくケータイの銀色の部分で見てみる。
「うわあー…」
「だろ?」
もう一度勇紀の頭を叩いた。
あんたは少し黙ってなさいよ!
…とは思いつつも、冗談抜きにヤバイ。
2重がなくなって、瞼が目に覆いかぶさってる感じ。
気持ち悪い…。
なんだか泣けてくる。
「下に行くのはやめとく?凌兄もいるし…あとでここに持ってくるよ」
冬兎の気遣いに甘えることにした。
それが1番いいと思ったから。
さすがにこれ以上、目がなくなるのは嫌だし。

