涙をしゃくりあげながら、
ぐちゃぐちゃな言葉と
途切れ途切れ詰まりながら
冬兎に里夏さんに言われたことを全部話したんだ。
誰かに聞いて欲しくて。
でも凌兄には言えなくて。
本当だ、て言われるのが
恐いから――……。
冬兎はうん、と頷きながら、
あたしにティッシュを渡し続けてくれた。
「……それ、絶対嘘だよ」
全部話が終わり、
泣き止んで来たあたしに冬兎が言った。
「…なんでそんなこと言えるの?」
「…確かに、凌兄の幼稚園の頃まではわからないから、本当の話かもしれない…」
ズキッ――とショックを受けるあたし。
「――…けど、確実にいっこは嘘付いてる」
そう言った冬兎は、確信しているようにはっきりとしていた。

