★MyHomeの秘密★♪






「どうした?…里夏になんか言われたのか?」



涙が零れ落ちそうなのを、必死に堪える。




少し屈んだ凌兄から、いつもより近くから…
優しい声が、痛いくらい響いてくる。




ずるいよ……あたしは騙されないんだから…。



「…なんでもない」



横を向こうとすると、顎を捕まえられていて、また正面を向かされた。




「じゃあ目線逸らすなよ」



痛い位視線が送られてくる。


でもあたしはその目を見たら、

泣いてしまうから…

少しずらして鼻辺りを見た。





「…里夏のせいか?」



困惑そうに吐かれた言葉に、
心臓がまたズキッとした。


凌兄の口から“里夏”が出るたびに同じ感覚がする。