★MyHomeの秘密★♪







「おい」





この怒ったような声は、誰に向けられているのか。


彼女ならいいのに…。



ふざけたこといってんじゃねぇーぞっ、て。





ねえ、言ってやってよ凌兄……。



さっきから、視線を感じる。


「おい」



きっとこれは、あたしになんだ。



明らかに怒ったような声。


なんであたしに怒ってくるのさ…。



あたしは無視を決め込む。
あたしは何も悪くないし。



「おい栞っ!シカトしてんじゃねーよ!!」


なんであたしが怒鳴られなきゃいけないの??

じわりと瞼に水が溜まる。



「凌!そんな怒鳴ったら可哀相だよ!!」


そういった彼女をチラッと見ると、ぎゅっと凌兄の腕にしがみついていた。



ズキンズキンズキン……


もう2人してどっか、行ってよ…。