★MyHomeの秘密★♪






「凌っ!」


彼女が反応する。


凌兄へ振り向き、その瞬間…表情がパァーと明るくなった。


凌兄のことが、好きなんだとすぐにわかる。




あたしは彼女と反対に、凌兄から顔を背けた。




「お前、何してんだよ?」


「ん〜?凌の妹ちゃんと、ちょっと話してただけだよっ♪ね、栞ちゃん★!」



あたしに同意を求めて来て、あたしはうんともすんとも言わず黙っていた。





「ありゃりゃ…なんだか嫌われちゃったみたい…。まあ、仕方ないよね……確かにこんなカッコイイ“お兄ちゃん”じゃ、“妹”からしたら、お兄ちゃんを取られそうで嫌だよねぇ…。
寂しいな…。凌の妹ちゃんとは仲良くしたいのにな……」



どっから出してるんだ、寂しそうなその猫撫で声は。



凌兄はそういう子が好みなの――…?


なら……そんなことできそうにないあたしは無理そうだ。




一生……片思い。