★MyHomeの秘密★♪





崩れ落ちそうになった。

目の前が真っ暗闇に包まれる。



力が抜けてしゃがみ込んでしまいそうな自分を、
なんとか奮い立たせていた。



ぼーっと、何もかもがぼんやりとしていた。





「ねえ…だからもう、凌を解放してあげて。

あたしに凌を返して――?」


泣きそうに、必死に懇願する彼女。



ぱっ、と……

凌兄との想い出が走馬灯のように駆け巡って、


粉々に…消えていった……。



目に涙が溜まっていく。


凌兄のこと縛ってた?
嫌々だった?
あたしのこと好きじゃないのに?



更に唇を噛み締める。


手の平も更にぎゅっとして、
あたしは彼女から視線を外していた…。



そんなこと、認めたくなくって。