★MyHomeの秘密★♪







彼女は
懐かしそうな顔をして、

口元に手をあてながら、







「――――……結婚の約束までしたのよ」





……そう、その綺麗な唇から零した。








ぎゅっ…と目をつぶる。




手を強く握りしめた。


痛い…


見たら爪痕が、くっきりついていた。






「……あたしのファーストキスは、凌なの……。

……だから高校で、再会した時は本当に嬉しかったわ」




この人は高校のときからなんだ…。


ぼんやり思った。




あたしと一緒だ……


そう思うのは、汚らわしく思えた。




「一度は別れてしまったけど、また付き合えて本当に嬉しいわ…」




キリキリと心臓がさっきから痛む。




あたしは心臓病なんじゃないか。


このまま死ぬんじゃないか。




―――…本気で思った。