「じゃあお前一生独身…」
バフッ!
「なわけないでしょっ!!病人だと思って遠慮してやってんのに!!」
まったく…
勇紀はあたしが飛ばしたその辺のクッションが、おでこに命中しさすっている。
「だって…母さんだって言ってたろー?」
ブーブー文句をたれる。
いつの間にかいつもの勇紀だ。
「だからってねえ!結婚ぐらい出来るわよ!!あたしだってっ!」
しようと思えば今の時代、いろんな手段があるんだからっ!
それをわざわざ、兄弟とさせよーってのが間違ってんのよ!!
「相手選ばなきゃ、わんさかよ!!」
ふんッ!
あたしは確かにモテないけどね!
一人ぐらい好きになってくれる人がいるはずなんだからっ!
だってそうじゃなきゃ…神様は不公平じゃない!

