★MyHomeの秘密★♪





「なあ…」


とりあえず可哀相になってきたので、あたしの部屋に招き入れた。

あたしは机の椅子、
勇紀はベットに座った。



「なに?」

物珍しくあたしは珍獣を見るように観察していた。



「……お前、冬兎と結婚すんの?」


ピタッと、あたしの動きが止まる。観察をやめ、机に向き直る。


「しないよ」


「だって昨日…っ」



「それは消去法よ、消去法ー!」



「消去?」




まず、勇紀が夫になるなんてありえないでしょー。だって絶対苦労するもん、馬鹿だから。

で、凌兄と結婚してみなさいよ…!家政婦のごとく使われて、ボロ雑巾になるあたしを想像出来る!!


……というわけで、冬兎★



「そうよ★!あたしは誰とも結婚しないんだからっ!」