★MyHomeの秘密★♪




「…ところで勇紀、何の用よ?てかあんた部活は?」


「………休んだ…」


「はぁぁぁあっ!?」



あの運動しか出来ない勇紀が?
あのスポーツだけが取り柄の勇紀が?



「勇紀っ!あんた、どうしたの!?熱でもあんのっ!?」


急いで勇紀のおでこと自分のおでこを手で触って比べてみる。



「……熱はない。ほんとどうしたの?」


よく考えてみれば、勇紀があたしを馬鹿にしてもこない。普段なら口喧嘩の一つも勃発しそうなのに。

それにいつもより元気がないし…。


「本当に大丈夫?」


珍しすぎて心配にもなるじゃないっ!