「…ご、ごめんね凌兄?」
どうしていいかわからず、
とりあえず謝ることにした。
恐る恐る、下目線から凌兄を窺う。
「別に……
…それより大丈夫か?
具合悪いんじゃねぇの?」
「……はい、その通りです…」
目線をあたしから外して新聞に移してしまったから、
やっぱり怒ってるんだ…としゅんとなるあたし。
て……あれ?
重大なことに気付いた。
あたしに
喋ってくれたよね…?
というか…心配してくれた?
てかっ!
あたしの「……はい、その通りです…」って可笑しくないっ!?
喜んでる場合じゃない!!
「いやいや違うよ!!めっちゃ元気だからッ!!」
あたしがテーブルに手をついて、椅子から立ち上がる。

