凌兄が…あたしを見てる。
しかもあのインテリ眼鏡からではなく、ちゃんと裸眼で。
て、あれ?そういえば凌兄って目ぇ悪いんだっけ?
いやいや。今はそんなことどうでもいいわけで!
目が、凌兄の目が…あたしを見てくれている。
心臓がとってもうるさい。
…これ、なんか言うには絶好のチャンスだよね?
おはよう――はもう今更?
入って来た時に言えよって感じかな?
じゃ、じゃあ思いきってそのインテリ眼鏡について聞いちゃう!?
いろいろ案を出し、実行できるか考えたところやっぱ無理っ!!という結論に達した。
うん、とりあえず落ち着く為にオレンジジュースを飲もう!
はあ、とため息をつきながらコップに手を伸ばし口に含む。
……ん?
飲んでいたら、なんかものすごく視線を感じた。

