「でしょ!!?」
そういいながら、あたしは食パンにガシッと噛り付く。
「だねー」
間にいる勇紀を一切無視して冬兎と意気投合する。
「だからなんなんだよー…。
つーかさ?お前なんでこんな時間に起きてんの?頭おかしくなったとか?」
「うっさいなあ!あんたはさっさと朝練行きなさいよ」
「さっきと言ってること違ぇじゃんかっ!」
なんか喚いてるけど無視無視。
まったく…
また食パンにガシッと噛み付く。
……と、あることに気付いた。
なんか変な空気が漂ってる。
そうか、2人は事情を知らないからわけがわからないんだ。
雛が心配そうかつ、なぜあたしが怒っているか知らないので、どうしたんだろう?て顔で見てる。
そして…。
怒りで占められていた心が、みるみるうちにドキドキに変わってって…もうすぐ勇紀への怒りなんてどっかへ飛んでいきそうだ。

