「…ったく、一体なんだよ!?
俺、朝練だから急いでんだって!!」
あたしは腕を組んで、キッ!と勇紀を睨む。
「そんなもん遅れてろ馬鹿ッ!!」
その言葉を吐き捨て、床で目をぱちぱちさせる勇紀を放置して、あたしは椅子を引いて座る。
「だからなんなんだって!!」
まったく自分が何をしたかわかっていないらしい勇紀。
なんてタチが悪い…!
「この馬鹿…っ!」
せっかく…せっかく…
頑張って凌兄にもう少しで…
おはようって言えるとこだったのに…っ。
そっぽを向いてまだ怒るあたしに、
なんなんだよ…と頭に?をいっぱいつけた勇紀に冬兎が、
「確かにさっきのは勇紀、タイミング悪すぎかなぁ」
と目玉焼きを潰しながら言った。

