★MyHomeの秘密★♪





この約2M先に居る凌兄。

あたしは狙いを定めるようにじっと見つめて。


一歩ずつゆっくりと、歩み出す。


近付く度にドキドキ…する。
胸の真ん中らへんにグーを当てながら、すまして新聞を読む奴のところへ着実に歩み寄る。


自然によ!!自然に!!
イッツ ナチュラル!!


自分のテーブルの座る定位置に座りながら、自然にッ!言えばいい。


吸って…吐いて……


「…りょ、凌兄っ!おは」

「やっべー!!
遅刻じゃんかーッ!!」



やっと絞りだしておは――まで言えたのに!!
それを何者かによって遮られた…。
しかも…あたしを遮ったふざけた奴。

そんな馬鹿野郎な奴は一人しかいない!!




「勇紀あんたねぇッ!!!」