★MyHomeの秘密★♪




「ひーなっ♪ありがとー★!」


あたしは一粒涙を流す雛を抱きしめる。


「大丈ー夫っ♪家出はもしもだから★それに、まだまだ先の話なんだからっ!!」


そういってポンポンと頭を撫でると、雛は安心して、笑顔になった。



「可愛いーっ!!」

といって、あたしはいつもの調子で抱き着いた。



ありがとう……雛。













「へえ……そんなことが昨日あったんだあ…」


感心したように友利亜は頷く。

昨日のお父さんのありえなーい出来事を全部話した。
まともな人に話して、あたしの気持ちを理解してもらおうと思った。


が……



「でもいいじゃないッ!あの3人なら、誰とでも幸せよ〜っ!!なんて美味しい話なのッ!!」


何故そうなるんだっ!!