★MyHomeの秘密★♪




5回目が終わり降りるやいなや凌兄は、

「…喉渇いた、昼にすんぞ」


なんとなく顔色が悪くなっている気もしなくもない。

やっぱちょっとやり過ぎたかも…

少し反省して、素直を従った。





「…凌兄……大丈夫…?」


昼にすると言っていたのに、レジの人に「水っ!」とキレ気味に言い放ち、店員さんは青い顔になりながら「はい!」と言って急いで水を用意していた。



そして水だけ頼んで、お金を一千も払っていないくせにどうどうとお店の外の椅子に、あたし達は座っている。



「……ああ」



ああ!機嫌MAXに最悪だ!!

眉間に皺を寄せながら、あたしの方は見てくれない。



「…ご、ごめん……。こ、今度は凌兄の乗りたい物に乗ろう…!」