「そ、そういえば雛も出掛けたんだよねっ?」
やっぱり何か話すしか場を持たすことは出来ない。
「ひ、雛っ!何処に遊びにいったんだろーねー!」
もうなんでもいいから!と話題を必死に探した結果である。
……そんなの知ってるわけないじゃん。
自分に呆れて突っ込む。
「………遊園地だってさ」
あれ?知ってたんだ…。
なんか感動ー!!
少しの間凌兄の顔をまじまじと見つめていた。
「――…なんだよ?」
ずっと見られていたせいか、気分悪そうに眉間に皺を寄せた。
そんな顔をしても、かっこよさは消えない。少しの間、見とれてしまった。
「い、いやっ。遊園地だったよねっ?いいなあ〜!あたしも行きた〜いッ!!」
小さい頃に行ったキリだし。
超スピードのジェットコースターに乗りたいなぁ…。

